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ぐっすり眠れていますか?

ながさき暮らしのデータBOX  ~リサチャン★レポート~

 コロナ禍で生活が大きく変化し、睡眠の質が下がっている人が多いようです。昨年は、睡眠の質を向上させる乳酸菌飲料などが大ヒットし話題になりました。みなさんは、最近ぐっすりと気持ちよく眠れていますか?
 そこで、今回は「快適な睡眠」をテーマにリサーチしました。

調査方法 : 長崎県内に居住する18歳以上男女をモニターとするwebアンケートサイト「リサチャン」で実施。
調査期間 : 2023年5月11日(木)~5月17日(水)
回答者数及び属性:397人
 【年 齢】30歳代以下68人、40歳代87人、50歳代138人、60歳代以上104人
※グラフの構成比は、端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。
※クリックするとグラフはすべて拡大できます。

◆平均睡眠時間、平日は6時間6分、休日は6時間48分

(※ 平均は、4時間以下を4時間、9時間以上を9時間として算出)

 平日と休日の睡眠時間を尋ねたところ、平日は「6時間」が41.1%で最も多く、次いで「7時間」が26.7%、「5時間」が20.4%となっています。一方、休日は「7時間」が38.8%で最も多く、次いで「6時間」(24.2%)、「8時間」(18.9%)と続きました。平均すると、平日は6時間6分、休日は6時間48分となっており休日は平日と比べて40分ほど長いようです。

【平日】

【休日】

 これを年代別にみると平日の平均睡眠時間は、30歳代以下が6時間24分と最も長く、最も短いのは50歳代で6時間となっています。
 また、休日と平日の睡眠時間の差(休日の平均睡眠時間ー平日の平均睡眠時間)が最も大きいのは、30歳代以下で1時間となっています。次いで40歳代が42分、50歳代が36分、60歳代以上が24分と続いており、若い年代ほど平日の睡眠を休日に補っている様子がうかがえます。

【平日】

【休日】

◆睡眠の満足度、半数が「(どちらかといえば)不満」

 現在の睡眠にどの程度満足しているか尋ねたところ、「満足」は8.1%で、「どちらかといえば満足」の39.0%を合わせると約半数(47.1%)が「(どちらかといえば)満足」と回答しています。一方、「不満」と回答した人も18.1%おり、「どちらかといえば不満」の30.5%を合わせると約半数(48.6%)は「(どちらかといえば)不満」と回答しています。

◆睡眠に関する不満、「疲れがとれない」と「夜中に目が覚める」が上位

 睡眠について、「不満」「どちらかといえば不満」と回答した人にその理由を複数回答で尋ねたところ、上位は「疲れがとれない」(56.5%)と「夜中に目が覚める」(53.9%)でした。次いで、「眠りが浅い」(47.7%)、「日中に眠くなる」(45.1%)、「朝すっきり起きられない」(39.4%)が続きました。

◆快適な睡眠のために行っていること、「快適な寝具の使用」、「入浴」、「部屋の明るさの調整」が上位

 快適な睡眠を得るために行っていることがあるか尋ねたところ、上位は「快適な寝具(ベット、枕など)を使用する」(29.7%)、「入浴する」(29.5%)、「部屋の明るさを調整する」(27.5%)でした。一方、「何もしていない」と回答した人も約3割(28.0%)いました。

◆自由コメント

【「睡眠の悩み」や「睡眠の質の向上のためにやっていること」など「睡眠」についてひとこと】

〇つい考え事(悩み事等)をしているとなかなか気持ちよく入眠できない。何も考えず大の字になってぐっすり寝てさっぱりと起きてたいです…。(諫早市、40歳代、女性)

〇とにかく眠りたい。眠るためだけにホテルに泊まりに行ったこともある。(長崎市、60歳代、女性)

〇お酒を飲まないと眠れない。(長与町、20歳代、男性)

〇1時間起きに目が覚めたりする。朝起きてもよく寝たー!って感じがしない。サプリを試してみたいがそこに頼ると、サプリなしではますます眠れない!となりそうなので怖い。(佐世保市、50歳代、女性)

〇若い頃ってホント何時間でも眠れたよな。(長崎市、60歳代、男性)

〇生まれたばかりの赤ちゃんを育てているので、3時間おきに起きています。子どものためなら睡眠不足もへっちゃらです!(長崎市、30歳代、女性)

〇睡眠にきくという乳酸菌飲料を試してみましたが、私にはあまり効果無かったです。1番は昼間しっかり働いたり、運動したり、身体的精神的に充実感があった日はよく眠れる感じです。(大村市、50歳代、女性)

〇いびきをかく配偶者は、睡眠の敵ですね。(笑)(佐世保市、50歳代、女性)

〇いびきがひどいと家族に言われ、枕を変えてみたら、全くなくなりました。寝具は大切だと痛感しています。(長崎市、50歳代、女性)

〇部屋を真っ暗にしてヒーリングミュージックを流したり、枕をかえたり色々やってます。自分に合う寝具と自律神経のバランスの調整が大事だなと思いますがどちらも中々難しいですね。(諫早市、60歳代、女性)

〇寝る前のスマホをやめたら寝つきが良くなった。スマホ依存は快眠の敵!(佐世保市、30歳代、女性)

〇寝る2時間前には食事を終わらせておくことや、夜遅くにカフェインを摂らないように心がけている。(川棚町、50歳代、女性)

〇快眠のためにお気に入りのアロマを使用する。(長与町、20歳代、女性)

〇朝日を浴びると体内時計がリセットされるらしいので、窓際にベッドを置いてます。頭の方だけ朝日が入る様にカーテンあけて寝ています。障子もあるので、外から丸見えではないです。(南島原市、50歳代、女性)


(2023.5.25 高橋 純子)

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