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お酒の飲み方、変化しましたか?

ながさき暮らしのデータBOX  ~リサチャン★レポート~

 コロナ感染拡大から3年、生活様式は「withコロナ」へと少しずつ変化してきましたが、みなさんのお酒の飲み方(飲食店などで飲む「外飲み」、自宅で飲む「家飲み」)はどう変化したでしょうか?
 今回はコロナ禍での「お酒の飲み方」をテーマにリサーチしました。

調査方法 : 長崎県内に居住する18歳以上男女をモニターとするwebアンケートサイト「リサチャン」で実施。
調査期間 : 2022年8月25日(木)~8月31日(水)
回答者数及び属性:411人【年齢】30歳代以下72人、40歳代101人、50歳代138人、60歳代以上100人

◆「外飲み」をする人は約3割、「家飲み」をする人は約6割

 「外飲み」や「家飲み」をするか尋ねたところ、「外飲み」については、「する」が約3割(31.6%)に対し、「しない」が52.1%、「コロナを機にやめた」という回答も16.3%ありました。
 また、「家飲み」については「する」が6割(62.5%)を超え、「しない」は約4割(36.3%)となっています。

◆お酒を飲む頻度、「外飲み」は約9割が減、「家飲み」は約3割が増

 「外飲み」もしくは「家飲み」をすると回答した人それぞれに、コロナ禍前と比べてお酒を飲む頻度が変化したか尋ねたところ、「外飲み」については「減った」が75.4%と最も多く、「やや減った」の13.1%と合わせると実に約9割(88.5%)が減ったと回答しています。
 また、「家飲み」については、約半数(51.8%)はこれまでと「変わらない」としていますが、12.5%が「増えた」と回答しており、「やや増えた」の14.8%と合わせると3割近く(27.3%)がお酒を飲む頻度が増えています。一方、「減った」との回答も10.9%あり、「やや減った」の10.1%と合わせると約2割(21.0%)は減っています。

◆一番好きな飲酒スタイルは、「友人・知人との外飲み」「家族との家飲み」

 「外飲み」もしくは「家飲み」をすると回答した人にどんなスタイルでお酒を飲むのが一番好きか尋ねたところ、「(友人・知人と)外飲み」(34.8%)と「(家族と)家飲み」(31.9%)が上位を占め、ともに3割を超えました。以下、「(一人で)家飲み」(18.5%)、「(家族と)外飲み」(7.4%)と続いています。

◆早く参加したい飲み会は「友人・知人との飲み会」、できれば参加したくない飲み会は「職場の飲み会」

 コロナが落ち着いたら、早く参加したい飲み会はあるか複数回答で尋ねたところ、「友人・知人との飲み会」が57.7%で最も多く、以下「職場の飲み会」(17.3%)、「誕生日などのお祝い会」(10.9%)、「職場の歓送迎会」(10.0%)となっています。一方、参加したい飲み会は「特にない」との回答も35.5%ありました。

 また、コロナが落ち着いても、できれば参加したくない飲み会はあるか尋ねたところ、上位はいずれも仕事関連の飲み会が占めました。「職場の飲み会」が38.9%と最も多く、次いで「取引先の接待」が35.3%、「職場の歓送迎会」が33.6%で続きます。一方、参加したくない飲み会は「特にない」との回答も半数(47.4%)ありました。

 長く続くコロナ禍によって、お酒の楽しみ方は「外飲み」から「家飲み」へ大きく変化しているようです。自由記述でも、外飲みについては、「親しい人との飲み会が減りストレスを感じている。」とのコメントがある一方、飲み会が苦手な人からは「コロナ禍で飲み会がなくなり嬉しい。」とのコメントも多く寄せられています。また家飲みについては「お酒、おつまみを充実させている。」「夫婦でゆっくり家飲みもいいものです。」など家飲みを楽しむコメントが寄せられました。

◆自由コメント 

【コロナ禍でのお酒の楽しみ方、お酒が飲めない苦労など飲酒についてひとこと。】

〇梅酒やカクテル、ワインなど、色々な種類のお酒を家で楽しむようになった。(佐世保市、30歳代、女性)

〇最近はお酒、おつまみを量よりも質にしてお取り寄せなどで楽しんでいる。(長崎市、40歳代、女性)

〇オンライン飲み会は、あとは寝るだけの安堵感があり、酔っ払う。(長崎市、60歳代、男性)

〇夫婦で、ゆっくり家で飲むのも楽しいと思う。(長崎市、30歳代、女性)

〇そもそも下戸なので、実はこの状況に助かっていたりします。会費制だとどうしても損する側なので。(壱岐市、30歳代、女性)

〇飲み会は好きな方ではなかったが、コロナ禍でほとんど行かなくなると、先輩や同僚と親睦を深める機会がなくなった。飲み会は立派なコミュニケーションツールであったことに気が付いた。(長崎市、40歳代、男性)

〇外に飲みに行かなくなった分、家で飲む機会が増えた。このスタイルにも随分慣れて来たが、職場の同僚や知人などとシラフではしにくいバカ話をしたいとも思う。(南島原市、40歳代、男性)

〇コロナで会社関係の飲み会が無くなったことだけは嬉しい。周りもそういう人多い。業務時間外にお金を出してまで飲みたくないです。(大村市、40歳代、女性)

〇気のあう仲間とは、たまに集まって飲みたいが、形式的な集まりはこのコロナをきっかけに減るといいなぁと思う。(長崎市、 40歳代、女性)

〇私はお酒が飲めないので、飲めないことにストレスは溜まりませんが、主人はストレスが溜まるみたいで、1人飲みの量が増えて困ります。(島原市、50歳代、女性)

〇取引先や職場での親睦が図りにくい。(長崎市、50歳代、男性)

〇元々集まって飲む……がそれほど好きではなかったので家飲みになって助かった。ただ、職場の歓送迎会は、やはり親しい人のお別れ会……、したかったとは思う。(佐世保市、50歳代、女性)

〇師匠との囲碁の後、酒の肴を作り、酒を酌み交わす。この定番が、気兼ねなく出来るのはいつやら。(長崎市、50歳代、男性)

〇飲食店での友達とのお酒と食事で、楽しく、笑ったり、愚痴をきいてもらったり、悩みを分かち合ったり、そんなことが、毎日の中で大切だったなぁーと、出来なくなるまで気がつかなかった。(佐世保市、50歳代、女性)

〇飲み会の席で、1番嫌なのはお酌をされる事です。アルコールは好きじゃないので、自分のペースでのみたいです。それが嫌なので、気心の知れた人たち以外の飲み会は参加したくないです。(西海市、60歳代、女性)

〇仕事帰りに飲むのが良かったのにね。早く今までのようになりますように…(長崎市、70歳以上、女性)

以上

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