2022年8月、『十八親和銀行・夏季インターンシップ(5DAYS)』(十八親和銀行本店)が開催され、当社調査研究部の主任研究員(泉猛/原田義光)が講師を務めた23日のプログラムには、県内外の大学1~3年生38名が参加しました。
はじめに、当社の紹介と①県内経済の概況、②本県が抱える課題、③経済活性化策などについて説明を行ったのち、「2050年の長崎の産業とまちづくりを考える」と題しワークショップに移りました。
このワークショップは、①ゼロから何かを生み出すのではなく、既存のものを組み合わせて考えること(例;地域×恋愛=街コン)、②不便、不快、不満、不幸、など世の中の〝不″を解消させるといった発想を手掛かりにして考える内容でした。
まず、6チームに分かれ、各自が宿題で考えてきたアイデアを出し合ったあと、グループ討議がスタート。時折笑い声があがる和やかな雰囲気のもと、熱のこもった討議となりました。
最後に各チームで取りまとめた討議結果を発表。
☆空き家などのインフラを整備し、地域資源と観光業を組み合わせて、新しい体験型ツアーをつくりたい
☆交流人口を拡大させると同時に、もっと長崎らしいまちづくりに取り組んでいきたい
☆AIやIoTを活用して労働力不足を補い、本県に多くの人が訪れてもらえるようにしていきたい
など、2050年の長崎への想いが伝わる内容でした。
参加者からは、「ワークショップを通じて、自分1人では考えられなかった意見や発想から将来の長崎をグループの皆と考えることができて、非常に有意義だった」といった感想が多数寄せられるなど、たいへん好評でした。
当社からは「様々なことに興味を持って自分の興味があることには果敢にチャレンジし、将来の夢に突き進んで欲しい」とのメッセージを送りました。
(株)長崎経済研究所 担当:主任研究員 泉 猛 izumi-t@nagasaki-keizai.co.jp