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参議院選挙、投票に行きますか?

ながさき暮らしのデータBOX  ~リサチャン★レポート~

 第26回参議院選挙が2022年6月22日(水)に公示され、7月10日(日)に投開票が行われます。
 (期日前投票は、6月23日(木)~7月9日(土))
 そこで、今回は「参議院選挙」についてお尋ねします。

調査方法 : 長崎県内に居住する18歳以上男女をモニターとするwebアンケートサイト「リサチャン」で実施。
調査期間 : 2022年6月28日(火)~7月4日(月)
回答者数及び属性:403人【年齢】30歳代以下67人、40歳代84人、50歳代146人、60歳代以上106人

◆約9割が、「投票に行く(予定)」

 
 今回の参議院選挙の投票(期日前投票も含む)に行くか尋ねたところ、「必ず行く」が54.1%で最も多く、「行く予定である」の34.2%と合わせると約9割(88.3%)が「行く(予定)」と回答しています。
 また、これを年代別にみると、年齢が上がるほど「必ず行く」との回答割合が高くなっており、60歳代以上では約7割となっています。

【投票に行く理由】(自由意見より)
〇正直、誰がなっても変わらない政治……と思う。でも、やはり気になる候補者はいるので、なんとかしてくれ!!の気持ちを込めて!!行きます!(佐世保市、50歳代、女性)

〇長崎は少子高齢化が進んでいるので、若者として若者の政治をして貰えるように絶対に選挙に行きます。(長崎市、20歳代、女性)

〇国民が政治に参加できる唯一の手段だから。今後日本という国家が存続するためにも選挙を通じた国民の意思の反映、政策決定は必要なのに、だれも本気で投票率向上に取り組もうとしない事が非常に残念。(長崎市、40歳代、男性)

【投票に行かない理由】
〇行っても行かなくても変わらない。(長崎市、40歳代、女性)

〇未来を託せる候補者がいない。候補者の若返りが必要だと感じる。(長崎市、40歳代、女性)

◆約6割が、今回の選挙に「関心がある」

 今回の参議院選挙に関心があるか尋ねたところ、「とても関心がある」は15.9%で、「どちらかといえば関心がある」の44.2%と合わせると約6割(60.1%)が「関心がある」と回答しています。一方、「どちらかといえば関心がない」は29.8%、「まったく関心がない」との回答も8.2%ありました。
 前問で高い割合を示した「投票に行く(予定)」という行動と、選挙への関心の有無とは必ずしもリンクしていないことがわかります。

◆選挙や候補者に関する情報源、上位は「テレビ・ラジオ」と「新聞紙面の選挙報道や広告」

 選挙や候補者に関して参考にする情報源(判断材料)を複数回答で尋ねたところ、「テレビ・ラジオ」(53.8%)と「新聞紙面の選挙報道や広告」(53.6%)が上位を占めいずれも5割を超えました。次いで、「選挙公報」が39.2%となっており、以下「政党・候補者のホームページやブログ・SNS」(16.4%)、「政党・候補者のポスター」(15.1%)、「知人・職場などからの推薦」(13.9%)など。

その他:まとめサイト、ユーチューブ、ほか                                    

◆候補者選びで重視するのは、「政策」

 候補者を選ぶ際に重視するのはどんなことか複数回答で尋ねたところ、「政策」が74.9%と最も多く、次いで「考え方」(57.3%)、「政党」(45.2%)、「人柄」(33.7%)となっています。

◆重視する政策は、「景気・雇用対策」

 また、今回の参議院選挙で重視している政策を複数回答で尋ねたところ、「景気・雇用対策」が68.5%と最も多く、次いで「物価高対策」が54.1%、「年金・医療など社会保障制度の見直し」が48.9%となっています。以下「少子化対策・子育て支援」(29.3%)、「エネルギー・環境政策(28.8%)、「外交・安全保障政策」(25.8%)、「新型コロナウィルス対策・対応」(24,3%)、「消費税含む税制改正」(20.1%)と続いています。

その他:同性婚、夫婦別姓、議員削減、ほか                                        

 これを昨年秋の衆議院選挙直前に実施したアンケートと比べてみると、「景気・雇用対策」は変わらず上位ですが、「新型コロナウィルス対策」は、withコロナの状況にある今回の選挙では優先度が下がり、替って「物価高対策」に注目が集まっています。

◆自由コメント

【投票に行く理由、行かない理由など、選挙についてひとこと】

〇1人の票で何が変わるかと思ったりもするが、前回の知事選なんかみたいになると、大事さがあらためて分かる。(長崎市、50歳代、男性)

〇我が子達には選挙に行くのは買い物に行くのと同じように当たり前の事と思ってもらえるよう、親の姿を見せたいので毎回一緒に行っています。(長与町、40歳代、女性)

〇独身だった20歳の頃から親と行くのが当たり前になっていたので結婚してからも夫と特に理由もなく当たり前のように行っています。(時津町、30歳代、女性)

〇投票に行くのは義務ではなく権利だと思う。投票する事で政治にも関われる権利。政治についてとやかく言うなら投票行けと思っています。(南島原市、50歳代、女性)

〇若い人達にも選挙に必ず行ってほしい。(長崎市、50歳代、女性)

〇たかが1票ですが、何かを変える為のされど1票です。せっかくの権利です。使います。(長崎市、50歳代、女性)

〇選挙権は当たり前の権利ではなく、国の行方を左右する大切な参政の機会であるため、国民としての責任を持って行動したい。選挙に参加しない者に、国政に不満を述べる権利も、国からの支援を受ける権利もない。(佐世保市、40歳代、女性)

〇孫世代の未来を考えると日本は大丈夫なのかと心配になりますし、自身の年齢を考えると老後も心配になりますが、自身の事よりも子・孫世代の未来が、希望あるものになるように必ず行きます。(長崎市、50歳代、女性)

〇今の政治に賛成か反対かを直接突き付けることが出来る権利なので、投票に行かないと勿体ないと思います。(長崎市、50歳代、女性)

〇期日前投票などついでに行けるなら投票するけど、わざわざ投票日に出かける事はしたくない。誰が当選しても変わらないという諦め感もある。(長崎市、60歳代、女性)

〇投票所をもっと便利なところに設置してほしい。車では行けない投票所があったりするので高齢者は不便です。(佐世保市、40歳代、女性)

〇まず、投票所の雰囲気が好きではない。ネットで投票ができたら必ず投票する。(長崎市、40歳代、女性)

〇選挙に行ったら、何か特典があるとかしないと行く人は増えないと思います。(長崎市、30歳代、男性)

以上

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