ながさき暮らしのデータBOX リサチャン☆アンケート
梅雨は、恵の雨となる一方、じめじめした空気に囲まれるため気分が滅入ることもあります。そこで今回は『梅雨』についてお尋ねします。
調査方法 : 長崎県内に居住する18歳以上男女をモニターとする webアンケートサイト「リサチャン」で実施 調査期間 : 2025年6月5日(木)~6月11日(水) 回答者数 : 386人 【年齢層】30歳代以下 62人 40歳代 80人 50歳代 121人 60歳代以上 123人 |
※グラフの構成比は、端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。
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◆梅雨は好きですか?・・・「嫌い」が4分の3
梅雨の好き嫌いについて尋ねたところ「嫌い」が75.9%、「どちらでもない」が19.7%となり、「好き」はわずか4.4%にとどまりました。年代別、性別でみても同じような傾向でした。
やはり「梅雨」は皆さんから嫌われているようです。
◆梅雨が「嫌い」な理由は?・・・「湿気が多い・カビが生えやすい」が9割を超える
梅雨が「嫌い」と答えた方に、「嫌い」な理由を複数回答で尋ねたところ、「湿気が多い・カビが生えやすい」が90.4%と最も高く、以下「洗濯物が乾かない」70.0%、「外出が億劫になる」60.1%、「傘の持ち歩きが増える」43.0%となりました。
年代別では、40歳代と60歳代以上で「湿気が多い・カビが生えやすい」が9割超と最も高く、その他の年代でも8割を超えています。
性別でも、「湿気が多い・カビが生えやすい」が最も高い(男性:87.2%、女性:92.1%)一方、「洗濯物が乾かない」が女性では8割を超え(80.9%)ました。
◆梅雨が「好き」な理由は?・・・「雨音で気分が落ち着く」が7割を超える
梅雨が「好き」と答えた方に、「好き」な理由を複数回答で尋ねたところ、「雨音で気分が落ち着く」が76.5%と最も高く、以下「空気が洗浄される(空気中の塵や埃、排気ガスを洗い流す)」41.2%、「水不足が解消される」35.3%、「野菜や果物などの農作物が育つ」35.3%となりました。
◆梅雨の時期の休日の外出頻度は?・・・「(やや)減る」が6割を超える
梅雨の時期の休日の外出頻度を尋ねたところ、「やや減る」が47.2%、「減る」が18.1%となり、合わせると6割超(65.3%)が「(やや)減る」との回答でした。一方、「変わらない」は33.2%、「増える」(0.8%)と「やや増える」(0.8%)を合わせた「(やや)増える」との回答はわずか1.6%でした。年代別、性別でみても同じような傾向でした。
やはり梅雨は外出を控える方が多いようです
◆自宅における梅雨対策は?・・・「クーラーの除湿機能を使う」が最多
自宅にてどのような梅雨対策をしているかを複数回答で尋ねたところ、「クーラーの除湿機能を使う」が61.4%と最も高く、以下「食品は冷蔵庫に入れる」54.9%、「扇風機やサーキュレーターを使う」39.4%となりました。また、その他の回答として「除湿器を使う」や「除湿剤を使う」などの意見も多く見られました。
◆衣類に関する梅雨対策は?・・・「部屋干しする」が7割を超える
衣類に関してどのような梅雨対策をしているかを複数回答で尋ねたところ、「部屋干しする」が73.3%と最も高く、以下「乾燥機を使う」41.7%、「部屋干し用洗剤を使う」33.4%となりました。また、その他の回答として「除湿器を使って乾かす」や「コインランドリーに通う」との意見も多く見られました。年代別、性別でみても同じような傾向でした。
◆雨の日のマナーで気になることは?・・・「傘の先端を後ろ向きにして持ちながら歩く」が半数以上
梅雨のような雨の日の他人の行い、マナーについて気になることを複数回答で尋ねたところ、「傘の先端を後ろ向きにして持ちながら歩く」が54.1%と最も高く、以下「周りを気にせずに傘の水滴を払う」46.1%、「濡れた傘を傘袋にいれないまま建物などに入る」42.2%、「周りを確認せずに急に傘を開く」39.4%となりました。雨の日のマナーには十分心がけて行動したいものです。
◎梅雨ついてひとこと
梅雨について様々な意見が寄せられました。アンケート結果は「梅雨」はマイナスなイメージが多い傾向となりましたが、皆様からは、梅雨(雨)に対する、癒しや感謝の気持ちも多く寄せられました。
◆車通勤なので、雨だと車の乗り降りが億劫で出勤するのが嫌です。(佐世保市、20歳代女性)
◆雨の日の落ち着いた雰囲気が好きで梅雨の時期は嫌いではないです。(諫早市、30歳代男性)
◆「いやだなあ」と思うことが多いですが、日本の作物はこれ無くして成り立たないのも事実。「いやだ」、ではなく「仕方ないな」と思えるように頑張っています。(諫早市、30歳代女性)
◆どちらかというと、梅雨は嫌がられる季節かもしれないが、霧や雨は美しく癒されるので、感謝の気持ちを忘れず過ごしたい。(佐世保市、40歳代女性)
◆梅雨は長くたくさん降る雨が嫌いでした。カビや食料の腐敗やジメジメ、湿度高めのモアモア。でも、災害級の雨は嫌ですが、雨も好きになりました。音や匂いがいいな~ ちょっといい傘も買ってみようかな~と。(時津町、40歳代女性)
◆梅雨はジメジメとして不快な時もあるが、雨というのも風情があって嫌いではない。また色んな生物にとって大切で必要な時期でもあると思います。(長崎市、50歳代男性)
◆あまり得意な季節ではありませんが、雨に映えるあじさいや街路樹の木々を見るとさわやかな気持ちになります。雨の音も好きなので、良いところを見つけて、梅雨を乗り切りたいです。(長崎市、50歳代女性)
◆道端の緑がとても美しくなる季節です。窓からの眺めや、家の中でできるまったりした時間が好きです。(佐世保市、60歳代女性)
◆線状降水帯等極端な大雨は困りますが、梅雨は生きていく上で大事な季節であり、この時期を楽しむ位の余裕が必要なのでしょうね。(長崎市、60歳代男性)
◆畑仕事をするようになってからは、雨も必要だと思うようになりましたが、災害をもたらすような豪雨は困りものです。適度な雨量を望みます。(大村市、70歳以上男性)
(2025.6.18 永山 真)