長与町立長与第二中学校3年生(3クラス計120名)は、今年度、地域学習の一環で「SDGs」について学んでいます。当社は、その学習の一助として「SDGsについてアンケート調査をしてみよう」というテーマで出前授業を全3回実施しました。アンケート調査は、生徒自らアンケートを立案・実施(当社のインターネットアンケートツール「リサチャン」を活用)し、結果分析まで行いました。
〇第一回:6月21日(水)
<アンケート調査実施要領の説明>
3年生全クラスを対象に体育館にて、アンケート調査の流れや設問作成のポイントなどを解説しました。生徒の皆さんは、熱心に私達の話に耳を傾けていました。
〇第二回:7月6日(木)・7日(金)
<アンケート立案>
3年生全クラスの各教室で実施しました。授業の冒頭でアンケートの作り方を解説した上で、生徒の皆さんには班に分かれて、各班のテーマに沿ったアンケートの設問を考えてもらいました。各班とも活発な意見が出されていて、生徒の皆さんにとって改めてSDGsの学びを深める良い機会になったと思われます。
〇【アンケート実施】7/25(火)~8/23(水)
〇第三回:9月13日(水)・14日(木)
<アンケート結果の分析>
アンケート結果の分析を行うとともに、事前に予想していた結果と実際の結果を比較しながら、その考察を模造紙にまとめてもらいました。「まとめる」作業は簡単ではなく、苦労する班もありましたが、それぞれ工夫を凝らしながら作業を進めていました。
〇文化祭「二中祭」での発表:10月20日(金)
10月20日(金)に開催された文化祭「二中祭」では、各クラスの代表1組から、SDGsに関して「これまで授業で学んだこと」や「夏休み期間中に取り組んだこと」、「アンケート結果に基づいた考察」など学習成果の発表が行われました。また、生徒の皆さんが授業でまとめ上げたアンケート結果の分析模造紙は、廊下の窓一面に展示されていました。中には、イラストを付けて見やすく工夫したものもあり、どの完成物もしっかり手の込んだ仕上がりとなっていました。
今回、仲間との話し合いやアンケートを通していろいろな考え方を知ることで、生徒の皆さん自身のSDGsへの理解が深まったのではないかと思います。アンケートの立案から結果分析まで行うという難しい作業を完遂した生徒の皆さんに拍手を送りたいと思います。
(2023年10月26日 井上 翼)