オープンイノベーションによる社会課題解決を目指し、下記の各団体による共催ミートアップイベントを開催しましたのでご紹介します。
【 日 時 】2022年10月14日(金)18:00~19:30
【 場 所 】NAGASAKIHOUSEぶらぶら 2階MogiNoteシェアオフィス内
イベントサイトはこちら
【 共 催 】Mogi Note(株式会社toitoitoi) 一般社団法人Work Design Lab NAIGAICREW
【 協 力 】長崎市
【 参加者 】現地 約30名、オンライン 約10名
17:45~プロローグ・長崎市×WDL連携協定式 |
イベントに先立って、長崎市と一般社団法人Work Design Labの連携協定式が行われました。
Work Design Labには首都圏の上場企業勤務者やそのOBを中心に多様なスキルや影響力をもつ複業実践者約180名が所属しています。
今回の連携協定により、メンバーが有する知見やネットワークを活用しWork Design Labが進める地方での新規プロジェクトのモデル創りや、地域課題解決と人材育成を同時に実現する「Work Design School」の実施、長崎市へのサテライト拠点の設置などが予定されています。
<ニュースリリース>
PR TIMES「Work Design Labと長崎市が連携協定を締結」
18:15~ 第1部 テーマ「長崎における地方創生の未来」(長崎市主催) |
長崎市長 田上富久氏の挨拶のあと、長崎市長、Work Design Lab代表理事 石川貴志氏、株式会社toitoitoi代表取締役 大島徹也氏の3者によるパネルディスカッションが行われました。
大島代表からは、Mogi Noteの理念について以下のようなお話がありました。
■変化の時代で成長していくための「熱中」を創出
①【コミュニティ】多様性を受け入れ、オープンイノベーションを活用してインプットを増やし、他者(社)とのコミュニケーションを活発化させる
②【プロジェクト】好奇心と情熱と高い視座を持ち、とにかく熱中して実行に移す
③【ビジネス】自らのフィールドだけでなく、社会のために企画・行動し実現していく
田上市長からは、パソコンのOSが大幅バージョンアップすればアプリも対応していかなければならないが、今の世の中も同様であり、社会の基本的な仕組みや考え方が大幅に進化しているのでいろいろなことをそれに対応したものにしていかなければならず、本件の取り組みがまさにそれに該当する、とのお話がありました。
19:00~ 第2部 テーマ「都市部人材×地方人材による地方創生の共創」 |
パネルディスカッションに連動して、Work Design Lab代表理事 石川貴志氏の講演が行われました。
石川代表からは、昨年9月に茂木で開催した「都市部企業×地方で働く」イベントにおいて「首都圏を中心に、働き手である個人の価値観が変化し、それを追うように企業の変化も始まっています。」と申し上げたが、この1年で益々その動きは加速してきており、その流れを捉え、長崎に新しい関係性の入口を創り、個人、企業を呼び込んでいくべき、とのお話しがありました。
19:45~ 交流会 |
その後、 NAGASAKIHOUSEぶらぶら3階の大広間に会場を移して、交流会が行われました。参加費は徴収せず、各自がエピソードを添えて食べ物を持ち寄り、和やかな中にも熱い思いを語り合いました。
解散して建物の外に出ると、茂木の海にきれいな月が輝いていました。
(2022年11月17日 寳珠 真一)