~長崎県民アンケート・リサチャン★レポート~
「スペパ」とは、費用対効果の「コスパ」(コストパフォーマンス)や、時間対効果の「タイパ」(タイムパフォーマンス)と同じく、“スペースパフォーマンス”の略語です。空間利用効率を良くするという空間対効果を意味しており、最近注目されているキーワードのひとつです。そこで今回は、この「スペパ」という言葉の認知度とともに、空間効率を意識した生活についてお尋ねします。
| 調査方法 : 長崎県内に居住する18歳以上男女をモニターとするwebアンケート 「長崎県民アンケート・リサチャン」にて実施。 調査期間 : 2026年 5月12日(火)~18日(月) 回答者数及び属性 : 401人 【年齢層】 : 30歳代以下 56人 40歳代 89人 50歳代 129人 60歳代以上127人 |
※グラフの構成比は、端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。
※小さな表はクリックすると拡大できます。
◆あなたは「スペパ」という言葉を知っていますか?
~知っているとの回答は1割強~
「スペパ」という言葉を知っているかどうか尋ねたところ、「知っていた(聞いたことがある)」との回答は12.2%にとどまり、その認知度はまだまだ低いようです。

◆あなたは居住空間などを効率よく使いたいと思いますか?
~効率よく使いたいと思う人がほとんど~
ところが、「スペパ」という言葉を知らない(聞いたことがない)と回答した人に、空間を効率よく使いたいと思うかどうか尋ねてみると、そう「思う」との回答が9割超(91.5%)と、多くの人が自宅などの居住空間を有効に使いたいと思っているようです。

年齢別・性別にみても、「思う」との回答が9割前後と高い水準となっているなか、性別では、男性より女性の方が意識しているようです。

◆あなたは「スペパ」(空間利用効率を良くする取組み)を生活のなかに取り入れていますか?
~取り入れているとの回答が3割を超える~
「スペパ」という言葉を知っている人、また、知らなかったけれども居住空間を効率よく使いたいと思っている人に、生活のなかにこのような取組みを取り入れているのかどうか尋ねたところ、3割を超える(33.2%)人が「取り入れている」との回答でした。
また、年齢・性別に大きな違いは見られませんでした。

◆ あなたが「スペパ」に取り組み始めたきっかけは何ですか?【複数選択】
~「生活動線を良くしたい」と、「整理整頓をしたい」が主なきっかけ~
普段の生活のなかに「スペパ」を既に取り入れている人に対して、取り組み始めたきっかけを複数回答で尋ねたところ、「生活導線を良くしたいから」が約7割(69.9%)でトップ。次点は「部屋が狭く、物で溢れていて整理整頓したいから」(56.1%)となりました。
その他、取り組んだきっかけとして「収納スペースが欲しかった」、「無駄なスペースが嫌」、「限られたスペースを有効に使うことで、探しものの時間が減り、整理されていれば見た目にも気持ちがいい」などの回答が寄せられています。

これを性別でみると、男性は「部屋が狭く、物で溢れていて整理整頓したいから」が、取り組むきっかけとなった人が多いようです。

◆「スペパ」に取り組んだ結果、手放したものがありますか?
~「手放したものがある」が6割近く~
普段の生活のなかに「スペパ」を既に取り入れている人に、「スペパ」により手放したものがあるかどうか尋ねてみたところ、「手放したものがある」との回答が58.5%と半数以上を占める一方、「手放さずに整理整頓した」との回答も2割近く(18.7%)ありました。

年齢別では、50歳代で「手放したものがある」の割合が、60歳代以上の高年齢層では「手放さずに整理整頓した」の割合が、ともに他年代比高くなりました。
また、性別でみると、男性で「手放したものがある」と、「手放さずに整理整頓した」との回答割合がともに女性を上回る一方、女性では「現在着手中~」が14.1ポイント男性を上回っており、なかなか手放せない様子もうかがえます。

◆あなたが手放したものとは何ですか?【複数選択】
~「衣類」を筆頭に、「本類」と「家具」が多い~
「手放したものがある」と回答した人に対し、手放したものについて複数回答で尋ねたところ、「衣類」が86.1%でトップ。以下、「本類」6割強(62.5%)、「家具」5割弱(48.6%)となりました。また、「その他」の回答には、“ピアノ”や“チャイルドシート”などが挙げられていました。

これを性別でみると、女性は男性に比べて「本類」や「子どもの図画工作作品~」を手放した割合が高く、男性は「家電」の割合が相対的に高い結果となりました。

◆自由コメント【「スペパ」についてひとこと!】
◯自分の荷物の多さと、物欲にがっかりした(時津町、50歳代 女性)
◯言葉としては初めて聞いたが、動線の効率やより少ないモノで暮らそうとすることは意識している(西海市、40歳代 女性)
◯初めて聞く言葉ですが、とても憧れます。 自分の収納方法はとても上手とは言えず、捨てたくても捨て方がわからないものたちがそこそこ場所を占拠しています(長崎市、40歳代 男性)
◯最近は、何でも略して言うので、よくわからないことも多いです 特に何もしてないです(長崎市、60歳代 女性)
◯いかに効率よくスペースを利用できるか、モノを収納したり配置したりできるかは普段の生活でも課題です。アドバイスして貰える機会があるなら教えて欲しい(長崎市、40歳代 女性)
◯興味はないのですが、頑張っているのをニュースで見るのは嬉しいです。長崎が盛り上がるのも嬉しいですし、たくさん勝って欲しいです。(長崎市、50歳代 女性)
◯思い出の品の断捨離、ジレンマです(長崎市、50歳代 男性)
◯初めて聞く言葉で、なるほど!と思いました。今時、自分のこだわり以外はコスパという言葉で切り落とされていくのですね。 それだけ世の中、余裕がないんだなと思います(長崎市、50歳代 女性)
◯戸建てやマンションの建築費が高騰し、新築1戸あたりの面積が狭くなっている現況を考えるとスペパを意識した生活様式が当たり前になってきたのかもしれませんね(長崎市、60歳代 男性)
◯新築の際処分予定だった嫁入り道具の和箪笥の中身を、着物から洋服収納に変えた結果、季節ごとの衣替えがとても楽になった(島原市、70歳以上 女性)
◯終活=スペパなのかも(佐世保市、70歳以上 男性)
(2026. 5. 29 杉本 士郎)
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