2023年8月『十八親和銀行・夏季インターンシップ(5DAYS)』(十八親和銀行本店)が開催されました。23日のプログラムでは、当社調査研究部の主任研究員(泉猛/堀博史)が講師を務め、県内外の大学生38名が参加しました。
はじめに、当社の会社紹介を行ったのち、県内経済の概況、本県が抱える課題、経済活性化策などを説明。その後、「2050年の長崎の産業とまちづくりを考える」と題したワークショップを行いました。ワークショップは、生成AIやブロックチェーンなどの新技術の活用や、既存のモノやサービスを組み合わせて新しい付加価値を生み出す(例:地域×恋愛=街コン)ことなどと併せて、需要が喚起されるようなネーミングも考える内容でした。
学生は、6チームに分かれてグループ討議をスタート。限られた時間で、アイデアを出し合い知恵を絞り、時折笑い声も聞かれるような和やかな雰囲気のなか、白熱した討議となりました。
最後に各チームで取りまとめた討議結果を発表。
<発表の主な内容>
☆AIなどの新技術を活用し、長崎の歴史・文化を学ぶことができる新しい観光を考え、まちづくりにつなげたい。
☆今後増加が見込まれる外国人観光客などに、長崎ならではの「食」の提供や、空き家の利活用、スポーツ(サッカーやバスケットボール)で、まちに賑わいを呼び込みたい。
など、2050年の長崎への想いが伝わる内容でした。
参加者からは、「長崎県の経済について、発展している産業の分野を考え、そこから長崎の将来のまちづくりについて考えるという今までに経験したことのないワークショップで、長崎県の将来について新たな視点を持つことができた。」といった感想が寄せられるなど、たいへん好評でした。
当社から「学生の皆さんそれぞれがイメージする将来の長崎のなかで、如何に地域とかかわり、活躍していくかを前向きに捉えて頑張っていただきたい。」とメッセージを送りました。
(2023.9.1 泉 猛)