オープンイノベーションによる新規事業創出を目指して活動する「NAIGAICREW」では、2021年12月4日、ヘルスケアをテーマに「アイデアソン」をCO-DEJIMA(イノベーションスペース、長崎市)で開催しましたので、ご紹介します。
【主 催】 NAIGAICREW https://www.facebook.com/NAIGAICREW/
【共 催】 長崎県、長崎市、佐世保市、長崎県産業振興財団
【参加者】 株式会社濱田屋商店、アンドメディカルコンサルティング株式会社
株式会社日本理工医学研究所、株式会社デンソーウェーブ
株式会社シーエーシー、チューリッヒ保険会社
佐世保工業高等専門学校、長崎県立大学
【日時】 令和3年12月4日 9:00~18:30 【場所】CO-DEJIMA
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長崎市の人口及びその構成の変遷等基礎データの説明から、食生活や運動などヘルスケアに関連する各分野における長崎市の現状をデータを交えてご紹介いただいた。
国全体の現状の概要をご紹介いただいた後に、事例を交えながらテクノロジーを活用したヘルスケアソリューションをご共有いただいた。また、アストラゼネカ社で取組んでいるオープンイノベーションプラットフォーム「i2.jp」のご紹介もいただき、そのプラットフォームの中で生まれた事例のご解説もいただいた。
FFG田原さんからアウトプットの方向性及び考え方のフレームワークの一例をご紹介いただいた後にワークショップパートに入り、各グループにてアイデア考案・ブラッシュアップを行う
・講評① ジョイフルサンアルファ 長信専務
・講評② 長崎県立大学 看護栄養学部 栄養健康学科 竹内先生
・講評③ 長崎県 産業労働部 三上政策監
チーム 名 | 濱田屋商店 |
内 容 | ・FROMメタバースTOアウトドア ・不健康な人が健康になるための何かを楽しく行えれば健康に興味を持つのでは ・メタバース×ゲーム×健康 ・不健康の人が健康な人を不健康にすることでどんどん健康になっていくゲーム ・健康な有名人や健康に死んだ有名人も登場させる ・ゲーム内で勝利した人がポイントを取得 ・オフ会を行うことで出会いが生まれる機会を創出→幸福度アップにつなげ健康になる |
講評① | ■楽しくしようというのはとても伝わった。 ■アウトドアにしろゲームにしろ、健康に結びつけるところに工夫を感じた。 |
講評② | ■面白いなと思ったポイントは対象者が明確だったこと。 ■健康じゃない人をどうしようかと考えていた点が良かった。 |
講評③ | ■サラリーマンにとってこういうものがあったら良いと思った。 ■体を動かすと忘れてもいい心配事を忘れられるので、良いストレス発散になるのでは。 ■会社の上司等登場キャラクターを自由に選択できるとより面白いと思う。 |
チーム 名 | 日本理工医学研究所 |
内 容 | ・House of Gymコロナで外出する人が減ったことにより運動不足な人が増えている ・これまでのジムとは違うトレーニング環境を提供 ・家賃とジムの費用を抱き合わせた月額10万円で提供 ・トレーナーなども希望する人には付ける ・家中がトレーニングを要求してくるような設計 ・自宅に帰ることにより半強制的に運動を行うことで運動不足を解消 ・健康寿命をのばすことにもつながる |
講評① | ■マンションに対しての付加価値をいろんな形でつけたいと思っている。 ■住宅メーカーにも需要がありそう。 |
講評② | ■うまくやれば意識させることなく運動させることができるというのが一番良かった。 ■ただここまでハードに運動しなくてもよいかも。 |
講評③ | ■自分自身としても使ってみたいと思った。 ■いちいちジムに行ったりするのが面倒なので家でできることはすごくありがたい。 ■カーボンニュートラル等トレンドにも沿っているし災害にも強そう。 |
チーム名 | デンソーウェーブ |
内 容 | ・持続可能な不摂生のためのご褒美ポイント ・やりたい事(不摂生)を続けるためにやる ・健康的なことを行うとポイント ・不健康な人ほど多くポイントもらえる ・獲得したポイントは欲望の実現(ご褒美)へ使用 ・「不摂生を続けたい→運動でポイント→ご褒美」のサイクルで運動が習慣化 ・やりたいことを長く続けるために行動させる ・積極的な現状維持を実現 ・続けると気づかぬうちに健康体に |
講評① | ■使ってる方からすると自然に入ってくることがいい。 ■ポイントを付与する側にするとポイントをどんな形で付与するかにハードルがあるので、 そこを超えるととても面白いし参考にしたい。 |
講評② | ■目的がすごく興味深い。 ■やりたいことを長く続けるが目的になっているので取り入れやすい。 ■逆転の発想みたいなことからアプローチしていくことは大事。 ■運動以外でも応用の幅があるのでは(食など)。 ■ゲーム性をもっといれてもいいのでは。 |
講評③ | ■ご褒美を目的にして運動というのをうまく落とし込んでいてよかった。 ■ある日だけポイント高くする等、ゲーム性を入れる余地があるのでは。 |
チーム名 | シーエーシー |
内 容 | ・一人暮らしのあなたを見守りたいアプリ ・食事写真の家族への共有機能で親が安心できるし子ども自身も食事の栄養バランスを評価してもらうことで自身の栄養管理に役立てる ・料理のモチベーションにもなる ・必要な数の写真を送ると親から仕送りが来るとかのインセンティブ ・ウェアラブル端末から運動量をとり、不足している場合にアラートを鳴らしてYouTubeチャンネルのリコメンドを行うなど ・AIが生活を見守り、生活アドバイスをする ・心拍を推定して健康状態も確認する ・月次レポートが送られてきて、不健康な人や健康な人のレポートを共有することで自身の改善につなげる |
講評① | ■自分が学生の時は不摂生していたが自分の子供に置き換えるとすごく心配している。 ■ありそうでないアプリだし、体重なども自分では見るけどそれを親が見るだけでも安心するのではと思う。 |
講評② | ■他者が自分のデータを確認できるというのが面白い。 ■AIがさも親のようにというのは、ターゲットが学生ということを考えると恋人とかの方がいいのではとも思った。 |
講評③ | ■食事の写真の共有は、一人暮らしだと品数は揃えない。 ■そうすると写真も送りたくなくなるのでは。 ■毎日写真を送りたくなるような動機付けができるとより良いのでは。 威嚇例えば宅食や学食との連携とかあるといいのでは。 |
その他 | ■メンタルの健康も親としては心配なのでその辺も見れるとより良いと思った。 |
チーム名 | チューリッヒ保険会社 |
内 容 | ・お散歩マッチングアプリ ・長崎の人の運動量が少ない ・超高齢化への懸念 ・「歩く」ことへの付加価値創造 ・新しい人新しい場所新しい自分との出会いをマッチング ・マッチングする人、コミュニティをアプリが提示 ・事前にメッセージ等のやり取りをしたうえで一緒に歩く予定を立てる ・マッチングアプリに抵抗がある人にそのイメージを変えたい ・運動不足解消に加え、出会いも生まれる ・傷害保険などのビジネスチャンスもあるかも |
講評① | ■長崎ではさるくをやっていて、さるくと出会いを結びつけたテーマとしてすぐに使えそうですごくおもしろかった。 |
講評② | ■人と人の出会いだけでなくコミュニティもというところが良かった。 ■コミュニティがあると1対1よりも警戒感が薄れる。 |
講評③ | ■歩いた先にイベントなども考えられるしすごく発展性がある。 ■MaaSではいかに歩かせないかを考えていたが、歩かせる工夫も必要だと感じた。 |
その他 | ■歩くということの楽しさを伝えるという意味で、非常に面白いアイデアだと思った。 |
その他 | ■企業目線でさるくを組み立てるというのが非常にいい目線で、実際やっている取組もあり、市民の方も多く参加している。そこに持ち込むとすぐにでも実現しそうなアイデアだった。 |
チーム名 | 佐世保工業高等専門学校 |
内 容 | ・ウォーキングスタンプラリー ・運動のきっかけづくりのためのクッキング付きスタンプラリー ・参加申し込み→ウォーキング→チェックポイントごとに食材を回収→テーマの料理を作る→次回の料理アイデアを提案 ・ターゲットは県民、海外の人と広げていきたい ・食文化やコミュニティを知ることができながら運動のきっかけを作ることができる ・作る料理も郷土料理なので、健康的なメニューが多い |
講評① | ■スタンプラリー×レシピみたいな話だと思うが、ある商店街とやろうという話をしていたこともある。それとウォーキングをつなげて一つのツアーの目的にできそう。 ■旅行体験に持ち込んでも面白そう。コロナで食に対して消極的になっているので、こういうテーマのうけは良さそう。 |
講評② | ■郷土料理のアピールと組み合わせる点がおもしろい。 ■住んでる人も郷土料理は知らないことが多い。 ■このフレームワークになんでも料理が載せられる点が非常に面白い。 |
講評③ | ■1回きりではなく持続化を意識している点が良かった。 ■歩いた分だけ食べられるようにするとかプロに作ってもらったものを食べることができるとか、よりアイデアの広がりが見えそうでとても面白かった。 |
チーム名 | アンドメディカルコンサルティング |
内 容 | ・未来ある子供たちへの健康学と育ちきったワガママ大人たちへの健康アプローチ ・健康でいながら自由に生きるこことを目指す ・犯罪等は無意識にやってはいけないと根付いている ・それは教育を受けているから ・子どもたちに対しての教育プログラムを行う ・大人に対しては企業研修プログラムとして健康体になればその分インセンティブを与える |
講評① | ■社員に健康診断を受けてもらうのだけでも大変。企業として社員の健康にはすごく関心がある。 |
講評② | ■教育の視点が入っていたのがすごくよかった。 ■健康の定義はすごく難しい。言葉で適切に説明はできない。そういう意味でちゃんと教育することはすごく必要。 ■大人に関しては褒美がいるのか時間がいるのかどちらなのかが難しい。 |
講評③ | ■リテラシーあってこそだと思うので教育はすごくいいと思う。 ■普段から自分の状態を把握しておくことが大事だと思う。 |
チーム名 | 長崎県立大学 |
内 容 | ・野菜を買って1000万円当てよう! ・500円野菜を買うと1口宝くじに応募できる ・900円とかだとあと100円分買いたいと思わせる ・加盟店からの手数料や医療費の一部から賞金を拠出 ・加盟店の利用者の増加にもつなげたい ・野菜消費量の増で野菜ロスの削減にもつなげたい |
講評① | ■加盟店を募って広くやることや医療費全体の分析等深掘りしていて興味深かった。 ■店頭に並んだ野菜で時間がたってしまったもののロスをどう減らすかもスーパーとしての課題なので、そこにもアプローチできとてもよかった。 |
講評② | ■しっかりエコシステムを考えていた点がすごくよかったし、全体の医療費を分析していた深い考察が良かった。また、応用が利くスキームである点もすばらしかった。 |
講評③ | ■野菜のほかにも体に足りないものは人それぞれなので、そこも併せて考えるとどこかの商店街と連携してやってもいいと思う。 |
その他 | ■デブ専用にしても良いのかもと思った。健康になってもらいたい人に使ってもらえるようになるし、よりターゲットが明確になりインセンティブの設計がしやすくなるので。 |
NAIGAICREWとしての今後の展望 本イベントにて出されたアイデアをより進めるため、22年2月の開催を目指し、第二回イベントの実施を企画しています。 (寳珠 真一) |
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長崎ヘルスケアアイデアソンに参加して
長崎県立大学シーボルト校 情報システム学部情報セキュリティ学科2年 鬼塚俊佑
2021年12月4日(土)、CO-DEJIMAで行われたヘルスケアアイデアソンに参加してきました。様々な分野の人が集まり、アイデアを出し合うことで新たな事業を創出することを目的としたアイデアソンです。企業からは日本理工医学研究所、濱田屋商店、アンドメディカルコンサルティング、デンソーウェーブ、CAC、チューリッヒ保険が参加されました。学生は佐世保工業高等専門学校と長崎県立大学から参加しました。
そもそもこのアイデアソンが開催された理由は長崎市が健康に関する問題を多く抱えているからです。
長崎県の高齢化率(65歳以上人口比率)は全国で17位、九州では大分県に続いて2位です。さらにこの高齢化率は上昇していくと予想されています。ガンの罹患率も長崎県は全国ワースト2位で、他県と比べてがんと診断された人の割合が高いのです。
原因として、長崎県は1世帯当たりの砂糖やしょうゆ等調味料の消費量が非常に多いこと、野菜の摂取量が少ないことがあげられています。これらの問題を午前中私たちはインプットしました。その後、グループごとにこれらの問題を解決する新たな事業のアイデアを出すことになりました。
まず、グループの全員がそれぞれスケッチブックに自分のアイデアを3つ書き出しました。それをグループで回し、全員に感想を書いてもらいました。私は、
という3つのアイデアを提案しました。
この中で③の野菜で宝くじをするアイデアが最も良いという事で午前は終了し、午後にこのアイデアをブラッシュアップすることになりました。
午後からは「QOLとヘルスケアの同時実現するためには?」を話題にアイデアソンを行いました。まず、各個人QOLとヘルスケアの同時実現のためのアイデアを3つ絞り出し、各チームごとに意見を交わしあいました。その後、他の人の意見も参考にしながら15分間のうちに個人でアイデアスケッチを行い、各チームでそれぞれ考えだしたアイデアの中から一つのアイデアにフォーカスし「発散と収束」、「抽象化と具体化」を繰り返してブラッシュアップしていきました。
ブラッシュアップしてアイデアをまとめた後、チームごとにアイデアをシェアしていきました。
私たち長崎県立大学 起業サークルFIRPENは「野菜を買って宝くじ1000万円当てよう!」というアイデアをブラッシュアップし、発表! 先述の、買った野菜の数に応じて口数が変わる宝くじを行うというアイデアです。このアイデアには、宝くじを小さな楽しみとしながら、消費者の野菜摂取量の増加を促進しようという意図があります。また、1000万という金額については医療費が平成28年から平成29年の間で164億円も上がっており、100億円の0.1%の1000万円で人々の野菜摂取量が増加し健康に繋がれば決して高くはないと考えたからです。また、野菜の食品ロス削減にも繋がり、農家さんを応援することもできるのではないかと考え、この結論に至りました。
また、ほかのチームでは「お散歩仲間マッチングアプリ」や「一人暮らしの子供の食生活を気遣うアプリ」等、色んな方面からのアイデアが出ていてどれも興味深いアイデアでした。
今回のヘルスケアアイデアソンのイベントでは佐世保高専生、長崎県立大学生、社会人と年齢層もバラバラでしたが、会場の雰囲気もカジュアルで和気あいあいとした話がしやすい環境の中でリラックスしながら一日ヘルスケアについて学ぶことができたと思います。
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ヘルスケア関連新規ビジネス創出アイデアソンに参加して
佐世保工業高等専門学校 専攻科2年 宮﨑和哉
アイデアソンイベント参加の経緯
専攻科 2年 山道 嶺晴 参加者皆様のプラン、考え方を拝聴したいこと、ブレストのノウハウを知りたいこと、プレゼン能力を磨くことが主です。懇親会の時に面白いお話をお聞きできたらといった思いもありました。 専攻科 2年 井元 乃絵 毎日、高専で研究生活を送る中で、なにか自分で新しいことを始めないとマンネリ化した生活になると思いました。そこで自分が全く踏み出したことの無いアイデアソンに参加する事で、刺激を受けたいと思ったためです。 専攻科 2年 宮﨑 和哉 最近、サイバーセキュリティボランティアに参加し、大勢の小学生の前で話す機会がありました。私は人前で話すのが苦手なのですが、相手が小学生というのもあり、緊張せずに楽しくお話をすることができました。今回は、自分のステップアップのためにレベルを上げて人前で話したいと思い参加しました。 本科 5年 山口 紘正 アイデアソンやハッカソンはやってみたいなと思っており、先輩の紹介でこのヘルスケアのハッカソンのことを知り、参加することを決めました。また、ヘルスケアという分野は自分に関係しているのに、そんなに考えたことのない分野だったので、楽しそうだと思い参加しました。 |
長崎県民が肥満、睡眠不足、野菜摂取不足、運動不足の方が多いことに驚きました。普段の食事を見返してみたら、糖質が多くてあまり健康的な食生活を送っていないと感じました。
男子3人、女子1人の構成で参加しました。山道嶺晴さんと宮﨑和哉(私)は筋トレを高いレベルでやっており、ヘルスケア問題についてはフィットネス案を主軸にしていました。井元乃絵さんと山口紘正さんはそれに反対の意見で、皆が実現可能なヘルスケア案の流れでした。
最初はチーム全体が運動をすることが最優先目標になっていました。しかし、他のチームの意見を聞いていく過程で、キツイことは積極的にしないものだと感じました。また、任意でただ運動をさせることは難しいと分かりました。そこで考え付いた案が野菜を集めてカレーを作るスタンプラリー案です。我々のチームは、意識的に健康志向を高める案から無意識に行える案に移行しました。
我々が出した案は、野菜を集めてカレーを作るスタンプラリーイベントになりました。野菜を集めながら、目標を目指して楽しく歩くことができるイベント内容です。また、この案のフレームはそのままで色々な地域の食文化を学ぶことができるため、他県や他国との繋がりを深め、地域活性化にも繋がります。講評内容といたしましては、色々なことに応用ができる事だと評価を頂きました。また、この案は実際に行われようとした事例があるらしく、実現可能だとお褒めの言葉を頂きました。
まず、社会人の方のアイデアの面白さや柔軟性に驚きました。一番心に残ったのは高速のパーキングエリアを散歩コースにすることでした。まだ私たちは人生経験が浅く、社会人ならではの問題に考え至ることができませんでした。人生を通して、不自由な問題から素晴らしいアイデアが見つかるとことを生で体験できました。またプレゼントの仕方もとても勉強になりました。前振りが面白く、内容が頭に入りやすかったです。色々経験を積んで、共通認識の幅を広げることがプレゼンを上達させる鍵だと感じました。
参加しての感想 専攻科 2年 山道 嶺晴 本日は、数少ない貴重なアイデアソンイベントに参加させて頂き、企画を始め、お世話になりました全ての関係者に感謝申し上げます。ワークショップによる会議進行のノウハウ、各チームのプレゼン等非常に学ぶことが多く、いい経験となりました。 専攻科 2年 井元 乃絵 ビジネス性よりもアイデア重視ということで、初参加でも取り組みやすかったです。短い時間の中でアイデアをまとめて発表するため、ディスカッションの無駄がなくて良かったと思います。また、効率よく話を進めることにも目を向けるため、日々の話し合いの中でも取り入れたいと思いました。最後に、企業の方と話す機会が中々ないため、とても貴重な経験になりました。 専攻科 2年 宮﨑 和哉 今回のイベントに参加した理由は何か変われる理由が欲しかったからです。私は人前で話すことが苦手なので、それの改善ができればいいなと思っていました。イベント当日では、アイデアは悪くないのに上手に伝えることができず、とても悔しい思いをしました。社会人の方がいるイベントに参加するのが初めてでしたので、最初は固いイメージがありました。しかし、実際はとても話しやすい環境で驚きました。懇親会では多くの方と話し、緊張しなかったら自分が話せる人間だとわかりました。この感覚を忘れないようにしたいです。社会人になる前にとても貴重な体験ができました。 本科 5年 山口 紘正 どのチームも違う強みがあるなと思いました。個人的にはデンソーウェーブさんの意見はどれもいいなと思い、会社でアイデアを考える機会が多いのかなと感じました。社会人の人たちのプレゼンはつかみが非常に上手くて、とてもいい勉強になりました。長崎県立大学チームのアイデ アも自分だと、資金面が無理だろうと考えあきらめそうですが、プレゼンで根拠のある資金調達を披露して、非常に納得させられました。このことから、もっと最初は何の制約もなしに考えていこうと思いました。 |
以上