~長崎県民アンケート・リサチャン★レポート~
今年度からブロッコリーが指定野菜に追加されました。スーパーなどで手に入りやすく栄養もあるブロッコリー、皆さん、食べてますか?
※指定野菜とは、国民の食生活に必要なものとして、国が安定供給を図る野菜です。これまでの14品目(キャベツ、きゅうり、さといも、だいこん、トマト、なす、にんじん、ねぎ、はくさい、ピーマン、レタス、たまねぎ、ジャガイモ、ほうれんそう)にブロッコリーが加わりました。
| 調査方法:長崎県内に居住する18歳以上の男女をモニターとするwebアンケートサイト「長崎県民ア ンケート・リサチャン」で実施。 調査期間:2026年6月9日(火)~6月15日(月) 回答者数及び属性:411人 【年齢】30歳代以下56人、40歳代88人、50歳代126人、60歳代以上141人 |
※グラフの構成比は、端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。
◆ 9割超がブロッコリーを ‘好き’だが、「とても好き」となると5割弱
ブロッコリーが好きか尋ねたところ、「とても好き」(45.3%)は5割弱にとどまりましたが、「どちらかというと好き」(46.0%)を合わせると9割超が ‘好き’ (91.3%)と答えました。「どちらかというと苦手」(7.1%)と「とても苦手」(1.7%)は少数派となりました。

◆ 好きな理由は、栄養、食感、彩り、味
ブロッコリーを ‘好き’ と回答した人に、どんなところが好きなのか尋ねたところ(複数回答)、最も多かったのは「栄養が豊富・体に良い」(66.1%)でした。次いで、「食感」(62.9%)、「料理の彩りがよくなる」(60.0%)、「味」(53.1%)の順となっています。

◆ 苦手な理由は、味、食感
ブロッコリーを ‘苦手’ と回答した人に、どんなところが苦手なのか尋ねたところ(複数回答)、「味」(58.3)と「食感」(50.0%)が5割以上でした。いずれも ‘好き’ な理由としても上位にあることから、ここで ‘好き’ と ‘苦手’ が分かれるようです。また、次に多いのは「香り」(33.3%)で、 ‘好き’ なところとしてあげる人が少なかった(8.8%)ことから、「香り」を好む人はあまり多くないのかもしれません。自由回答には、「虫がいることがある」というコメントもみられました。

ブロッコリーの芯(茎)を食べるか尋ねたところ、「よく食べる」(54.0%)が5割超で、「まあまあ食べる」(29.7%)と合わせると8割超が ‘食べる’ (83.7%)と回答しました。
一方、 ‘硬い’ などの理由で「あまり食べない」(12.7%)、「食べない」(3.6%)という人もみられました。

◆ 長崎県が全国有数のブロッコリーの産地であることを知っていたのは約3割
長崎県が全国有数のブロッコリーの産地(2024年の農業産出額が全国7位)であることを知っていたか尋ねたところ、「よく知っていた」(8.8%)は1割未満で、「なんとなく知っていた」(20.4%)を合わせても ‘知っていた’ は約3割(29.2%)でした。

◆ 「指定野菜」を以前から知っていた人は約2割
今年(2026年)4月に、ブロッコリーが「指定野菜」になりました。「指定野菜」は、国民の食生活に必要なものとして、国が生産・出荷の安定を図る野菜です。急に値段が下がったときには、国が生産者に補助金を出すなどの支援を行います。
この「指定野菜」を知っていたか尋ねたところ、「以前から知っていた」(18.5%)は2割弱にとどまり、「ブロッコリーの指定で知った」(38.2%)という人が4割近くありました。何しろ約50年ぶりとなる新たな品目指定なので、この言葉を見聞きする機会は少なかったのだと思われます。さらに、「このアンケートで知った」(43.3%)も4割あり、まだあまり認知度は高くないようです。

◆ 価格や供給が ‘安定’ していると思うのは、にんじん、たまねぎ、きゅうり
現在の「指定野菜」15品目について、価格や供給が比較的 ‘安定’ しているものを尋ねたところ(3つまでの複数回答)、最も多かったのは「にんじん」(39.7%)で約4割、次いで「たまねぎ」(35.0%)、「きゅうり」(32.4%)、「ジャガイモ」(27.5%)の順でした。「ブロッコリー」(24.3%)は2割強でした。
価格や供給の ‘安定・不安定’

◆ 価格や供給が ‘不安定’ だと思うのは、キャベツ、はくさい、トマト、レタス
反対に、価格や供給が ‘不安定’ だと思うものを尋ねたところ(3つまでの複数回答)、最も多かっったのは「キャベツ」(46.0%)で4割強、次いで「はくさい」(31.6%)、「トマト」(29.7%)、「レタス」(29.4%)の順でした。ブロッコリー(13.9%)は約1割でした。
◆ ‘安定・不安定’ の違いがはっきりしているのは、にんじん、はくさい、レタス、キャベツ、一方、両論あるのはジャガイモ
品目別に ‘安定・不安定’ を比較(※)してみると、はっきり ‘安定’ と受け取られているのは「にんじん」(安定39.7%、不安定5.8%)でした。一方、はっきり ‘不安定’ と受け取られているのは「はくさい」(同4.1%、31.6%)と「レタス」(同5.1%、29.4%)、「キャベツ」(同25.1%、46.0%)です。ただし、「キャベツ」は ‘不安定’ の1位ですが、 ‘安定’ の5位でもあります。
両論あるのは「ジャガイモ」(同27.5%、19.2%)で‘安定’の4位、‘不安定’の5位です。
「ブロッコリー」(同24.3%、13.9%)はどちらかといえば ‘安定’ とみられているようです。
季節や天候、産地との距離、あるいは献立、家計によって ‘安定・不安定’ の受け止め方は変わるものと思われます。
※ ‘安定’ ‘不安定’ の一方または両方で上位5つに入っているもの、およびブロッコリーについて比較しました。 ‘安定・不安定’ の差が20ポイント以上のものを ‘はっきり’ 、10ポイント未満のものを ‘両論’ と表現しました。
◆ 自由意見
ブロッコリーの好きな食べ方、苦手なところ、指定野菜についてなど、いろいろな声が寄せられました。
○ボイルしてマヨネーズやドレッシングで食べる。(壱岐市、60歳代、女性)
*年代、性別を問わず同様のコメントがたいへん多く寄せられました。
*そのほかにも、茹でる、炒める、焼く、レンチン。つけるものもマヨネーズ、ドレッシング、塩・コショウ、酢味噌など。料理の仕方も、炒め物、シチュー、グラタン、胡麻和え、サラダ、アヒージョ、チーズフォンデュ、天ぷらなど様々です。
○茹でるくらいしかしなかったのですが、SNSで白だし蒸し煮を知り、美味しいのでときどき作るようになりました。あとはよく噛んで食べるので、満腹感も得やすいのが嬉しいです。(諫早市、30歳代、女性)
○そのままドレッシングやマヨネーズをかけて食べたり、スープやシチューに入れたり、炒め物に入れて食べています。ただ、足が早いのですぐに調理しないといけないところはデメリットに思います。(諫早市、30歳代、女性)
○体に良いと知ってからよく食べるようになりました。お弁当に入れていくのですが、歯にはさまりやすいところが難点です。指定野菜があるということも初めて知りました。いい仕組みです。(川棚町、50歳代、女性)
○好きな食べ方は、特にない。健康のことを考えて食べている。ジャガイモやタマネギはよく食べるが、価格が不安定だと思います。(南島原市、70歳以上、男性)
○茹でる、レンジ加熱でシンプルに食べるのが1番好きです。ブロッコリーの芯も必ず食べます。料理の彩り、お弁当の彩りで重宝するお野菜です。今回のアンケートで指定野菜という言葉をはじめて見ました。(長崎市、50歳代、女性)
○ブロッコリーは料理を彩りよくしてくれるので頼りにしてます。野菜も高くなりましたが、長崎は生産地が身近なので新鮮なものを食べられて有難いです。(長崎市、50歳代、女性)
○ブロッコリーはレンジで簡単に調理できて、冷凍もできるので扱いやすくて好きです。夫が毎日食べるので毎日家にあります。苦手なところは茹でたときの香りです。(長崎市、50歳代、女性)
○買ってすぐはサラダ、日が経つと火を通して炒め物で食べてます。ブロッコリースプラウトは毎日食べてますが、取扱店がもっと増えてほしいものです。(長崎市、60歳代、女性)
○お手軽で保存も効くので冷凍のをよく買います。県産のや知り合いの方からもらったのを食べるとだんぜん、おいしさ、匂いが違います。(時津町、50歳代、女性)
(2026.6.24 宮崎 繁樹)