壱岐酒造協同組合と株式会社FFGビジネスコンサルティング、株式会社十八親和銀行では、国税庁の“日本産酒類のブランド化及び酒蔵ツーリズム推進事業に係るモデル事例構築のための調査業務”を受託し、協業で取り組んでいます。この事業の一環として、「壱岐焼酎酒蔵ツーリズム」の第1回モニターツアーが10月29日(金)に開催され、当研究所からも社長と研究員の2名が参加しました。
壱岐焼酎の酒蔵は、「天の川酒造」「山の守酒造場」「玄海酒造」「重家酒造」「猿川伊豆酒造」「壱岐の華」「壱岐の蔵酒造」と7つあります。本受託事業では、この七蔵が連携して市内芦辺町にある原の辻ガイダンス(旧壱岐・原の辻展示館)内に、期間限定ながら《壱岐焼酎ミニミュージアム》を設置して、七蔵の焼酎をまとめて試飲できるようにしました。
焼酎の蔵元見学やミニミュージアム等により壱岐焼酎の奥深さを知ってもらい、その認知度向上と販売増に貢献するとともに、壱岐島そのものの魅力にも触れていただくという、焼酎と観光を結びつける新たな試み「壱岐焼酎酒蔵ツーリズム」は、年内にあと3回実施される予定です。計4回のモニターツアーから得られたデータをもとに、来年以降の本格稼働を目指しています。
